そろそろ冬物を片付けて春物から夏物に衣替えを考えるシーズンになりました。
衣替えといえば6月のイメージがありますが、実はお天気やタイミングを考えると5月頃にはやってしまいたいものなのです。
今回はそのタイミングと整理、保管のコツをまとめました。
衣替えはお天気の良い日を選んで
通常、衣替えと言えば6月。
学生の制服などは6月1日に冬服から夏服に変えることがほとんどですよね。
でも手持ちの衣服の衣替えは6月だと少しタイミングが遅いのです。
6月ころになるとそろそろ梅雨のシーズン。
部屋は湿気でジメジメ、洗濯物も乾きにくいシーズンですよね。
お天気の良くない日に衣替えをするのは実は衣服にとっては良くないのです。
湿気を含んだ衣服を衣装ケースなどにしまうと、カビなどの発生の原因になります。
できればカラッと晴れた5月のうちに衣替えを済ませるのがよいですね。
特にゴールデンウィークあたりは、お天気が良い日が続きます。
時間がたっぷりあるときに衣替えを済ませてしまうのはいかがですか?
衣替えがチャンス!ワードローブの見直しを
衣替えのときに最も大切なポイントは、「ワードローブの見直し」です。
このシーズン、一度も袖を通さなかった洋服はなかったでしょうか?
サイズが変わって着られなくなった洋服はありませんでしたか?
「いつか着るかも」「痩せたら着るかも」という洋服は、2年袖を通していなければほぼ着ることはないと考えてよいでしょう。
収納には限りがあります。
クローゼットや衣装ケースがいっぱいになっているのなら、衣替えのときに思い切って処分してしまいましょう。
捨てるには惜しい、そんな洋服はリサイクルに出したり、自分でリメイクしてみるのもよいかもしれませんね。
一度袖を通した洋服の洗濯は?
冬服で悩むのは、一度だけ袖を通したコートやセーターなどの洗濯ですよね。
たった一度だから、洗わなくてもいいのでは?と思いがちですが、ちょっと待って。
しみや汚れはありませんか?
汚れがあると、そこに衣服を狙った害虫がついてしまい、大事な洋服が虫食いの被害にあってしまうかもしれません。
襟や袖口は特に汚れやすいのでよくチェックしましょう。
また、裏地にも汚れがついていることがあるので、念入りに。
匂いがついている場合も、匂いの原因となる汚れがついていることがあるので、洗濯をしましょう。
しわなどがついている場合も、そのまま放っておくと取りづらくなってしまいますので注意が必要です。
一つでも当てはまる項目があれば、ホームクリーニングやドライクリーニングをしておきましょう。
衣類別に収納を考える
すべての衣類を出したら、衣類ごとに収納の仕方を考えていきます。
型崩れしやすい、しわになりやすい衣類は、ハンガー収納が向いています。
それ以外の衣類は、たたんで衣装ケースなどに収納することになると思いますが、しわになってもアイロンなどでなおせるものを中心にたたんでいきましょう。
トップス、セーター、スカートなど、衣類の種類によってケースを分けるのもよいですね。
我が家では子供の身長別、種類別でケースを作ります。
衣類ケースは同じ種類のものを揃えるとスッキリ収納できるのでおすすめです。
ケースは詰め込みすぎず、8割程度に衣類を入れるとよいでしょう。
最後に防虫剤を衣類の上に置きます。
防虫剤の効果は、上から下に向かって効き目があるので、必ず最後に入れるのがコツです。
気がついたら梅雨時期…そんなときは
なるべくなら天気のよい日に衣替えをするのがベストですが、6月ころまでは暑い日や寒い日などがあって気がついたら梅雨時期に突入、なんてこともありますよね。
そんなときには、湿気に十分注意しましょう。
我が家では、部屋に除湿機をかけながら衣替えをします。
また、洗濯した衣類が完全に乾いているかどうかも必ずチェックします。
プラスチックの衣装ケースは湿気が入りやすいので、衣類を入れる前に乾いた布でよく拭き取り、湿気だけでなく汚れもつかないように気をつけましょう。
クローゼットは、梅雨時期の晴れ間を見つけたら、時々風を通してジメジメとした湿気を逃がすのも大事です。
もちろん、湿気取りなどの対策もしておくと安心ですね。
いかがでしたか?
衣替えで大事な衣類をきれいに収納しましょう!
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