子育ての悩みをパパと共有している?ワンオペ育児にならないために

子育て

今でこそ義理の両親と同居して、7人家族の我が家ですが、10年前までは夫と子供3人と私の5人暮らしをしていた時期がありました。
当時から夫の仕事は忙しく、定時などという言葉は存在しませんでした。
子供が生まれてからは、専業主婦として6年間ほぼ一人で育児に向き合っていたころ、ワンオペ育児にならないために私がしていたことをまとめます。

朝から晩まで一人で育児

アパートで暮らしていたころ、朝は8時過ぎには出かけて夜は10時を過ぎなければ帰らない仕事人間の夫はほぼあてにできず、一人で育児を担っていました。
自分の実家が車で10分ほどのところにあったので、週に何日かは実家の父母の力を借りていましたが、思えば今でいうワンオペ育児をしていたと思います。

長男が生まれたばかりのころには、何をしても泣き止んでくれない長男と一緒に号泣し、終わらない家事と育児に困っていたころが思い出されます。
下の子供たちが生まれると、毎日がバタバタと過ぎていきました。
3方向にばらけてしまう兄弟を、今思うとよく制御していたものだと思います。

困ったことは共有する

私たち女性は、つい男性に対して「察してほしい」と思ってしまうものです。
子育てをしながら、子供の世話で忙しくバタバタしていたら、自分だったら一緒に何かすることがないか?と聞いたりするんじゃないだろうか、言わなくても察して手を出してくれるのでは?と思いがちです。
ところが、子育てをしていくうち、夫には私の大変さが伝わっていても、手を出してほしいなんて思ってもいないのではないか?ということがわかってきました。
男性は、「言われないとわからない生き物」なのです。

そこで、困ったときにはすぐに言葉に出す、ということを心がけるようにしました。
いつまでも一人で抱え込んでいても、私が発信しなければ夫は理解できないのです。
困ったことを言葉にすることで、まずは問題点を共有することから始めました。

指示は具体的に

困ったことを理解してもらったら、次は「やってもらう」ことをお願いします。
この時も、「これやっといて」と丸投げは危険
やり方がわからない、自己流にしてしまう、など、私が思っているのとは違う結果が出てしまうことが多いからです。
例えば家事をやってほしいとき、この家事をどうやってするのか、最後はどうしたいのか、という具体的な指示をしっかりするようにしました。
家事や育児にはそれぞれのやり方もあるかもしれません。
でも、やってもらったにもかかわらず、その結果が満足いかなければ、イライラが募ります。
夫も、やってほしいと言われたからやったのに、なぜイライラされるのか?と不満になりますよね。
それならばいっそ、最初から「この手順でこうしてほしい」と言ったほうが早いのです。
そのうえで、相手のやり方があってそのほうがよいのなら話し合いをすればいいのです。
一度具体的に指示をしてお願いすれば、次回以降はスムーズに家事や育児をやってくれるようになります。

こんなときには助けてほしいと話しておく

それでも忙しいときに具体的な話をしていられないことってありますよね。
自分がもう一人いれば指示もしなくていいのに!と思ったりします。
自分の中で色々なことがいっぱいになったとき、やっぱり「察してほしい」と思うのです。
一度、どうにもならなくなったとき、イライラが募って爆発したことがあります。
その時はどうしようもなく、やれることから片づけるしかありませんでした。
でも「私が忙しくていっぱいな時はたいていこんな時」というのが見えてきました。
例えば、出かけようとしているのに子供の支度が間に合わなければ、だんだん私の声が大きくなり、バタバタと家中を走り始めたりするわけです。
この状態になると、そろそろ「やばい」感じになってきます。
夫には私がイライラしていたり、忙しくて手が回らない状態になってきたら、すぐに手を出してほしい、とお願いしてみました。
毎回察してもらうのはさすがに無理でしたが、何回かに1回くらいはわかってくれることがあり、助かりました。

子育てはワンオペにならないように

我が家は男の子ばかりですので、外遊びなどは私よりも夫が付き合ったほうが子供たちが喜びました
平日はほとんど育児や家事に参加できなかった夫ですが、休日には少しでも子供たちと長く遊んでもらえるようにお願いしてきました。
子供たちも、遊ぶのはお父さんと、と決めていた時期もあります。
ほんの1時間でも外に遊びに行ってくれたら、一人の時間が持てます。
たまっていた家事をやっていたこともありますし、ゆっくりお茶を飲んで本を読んだこともあります。

普段は私一人で頑張るときもあるかもしれないけれど、完全なワンオペにならないようにだけは気をつけてきました。
今は子供たちも大きくなり、自分のことは自分でできますし、家の手伝いもしてくれる戦力になりました。
大変だった時期は振り返ってみれは10年ほどです。
10年は長いかもしれませんが、一人で抱え込んで困ってしまわないように、しっかりと自分の考えを家族に伝えていくことがとても大事だったな、と思います。

いかがでしたか?
一人で全部抱え込むのは本当に大変なことです。
いつでも夫だけでなく、周囲を巻き込んで育児をしていけるといいですね。

子育ての大変な時期はいつまでも続くように思いますが先が見えてくると寂しくなります。

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