022年8月18日に放送された「ケンミンショー極(きわみ)」では、新潟県民が夏の間枝豆をこよなく愛する姿が放送されました。
なかでも、大量の枝豆をゆで、大量に食べる姿が印象に残っているというかたも多いのではないでしょうか?
でもあれってテレビの話だからちょっと誇張しているのでは?なんて思うかもしれません。
立派な新潟県民である我が家の枝豆事情をご紹介します。
枝豆の栽培面積日本一
米どころで有名な新潟県ですが、実は枝豆も特産品の一つ。
枝豆の栽培面積は日本一、そしてさやまめ(枝豆などのさやつきの豆)の購入金額も日本一。
新潟県民は枝豆をこよなく愛しているのです。
枝豆の種類も多く、早生品種が出回る6月末ごろから、10月のあたまくらいまで様々な品種を栽培して長い間枝豆を楽しんでいます。
我が家のおススメ品種は「湯上がり娘」
新潟の枝豆と言えば「黒崎茶豆」が有名ですが、品種によって味も香りも違います。
私の一番おススメは7月末から8月上旬に旬を迎える「湯上がり娘」という枝豆。
香りもありますが一番のおすすめポイントは「甘み」。
「湯上がり娘」を食べると、この甘みにびっくりしてもらえると思います。
我が家では実家の家庭菜園で採れた「湯上がり娘」が8月いっぱい食卓に並びます。
枝豆の美味しい茹で方
枝豆の茹で方は色々ありますが、私は鍋いっぱいにたっぷりの湯をわかして茹でるスタイルです。
枝豆はさやつきのまま、泥を落とすために数回水を替えて洗います。
その後産毛を取るために塩を揉みこみます。
お湯には塩をくわえず、塩もみした状態の枝豆を鍋に入れて茹でます。
しばらくするとさやから小さな泡が出始めるので、そこから1分くらい茹でたらざるにあけます。
私は少し固めに茹でるのですが、この方が豆の甘みを引き出す気がしています。
そしてお湯をきったら平ざるや新聞紙の上に大きく広げ、たっぷりの塩をふってうちわなどで急速に冷まします。
このひと手間がさらに豆の旨味や甘みを出してくれるのです。
新潟県民が枝豆を茹でる量ってどれくらい?
我が家は7人家族なので多めなことは多めなのですが、一般的な家庭でも1回に1キロくらいは軽く茹でて食べきってしまうのが新潟県民。
1人1ざるが食卓に、などという家庭もあるようです。
この夏は実家から届く量がビックリするほどだったのでこんな感じ。
おそらく5キロくらいはあったのではないでしょうか。
茹でるだけでも一苦労ですが、さらにこれを冷ますのも大変。
うちわではとても間に合わないので、扇風機の風を直接当てたりします。
さすがにこの量は7人でも食べきれず、3日くらい楽しむことができました。
いつものお盆時期なら、親戚などが集まって15人くらいの宴会をするので、これくらいの量はあっという間になくなってしまいます。
新潟の枝豆おいしさの違い
枝豆は鮮度が大切。
朝採りのもぎたてをすぐに茹でて食べるのが一番甘みも香りも引き立ちます。
新潟で食べる枝豆が美味しいと言われるのは、もぎたて朝採りがその日のうちにスーパーなどに並ぶからとも言われます。
枝豆は買ったらすぐに茹でるのが一番。
そして食べきれなかった分は茹でてから冷蔵や冷凍保存してくださいね。
いかがでしたか?
新潟で食べる枝豆は絶品です。
今は通販でもお取り寄せできる時代になりましたが、もぎたてを茹でたものはぜひ現地に訪れて食べてみてくださいね。