飲んで食べて遊んで北陸を応援!金沢の近江町市場で食べ歩き

お出かけ

2024年の元旦を襲った能登半島沖地震。
北陸地方では広い範囲で甚大な被害がありました。
被災地ではいまだライフラインの復旧もままならないところもあると聞いています。
しかし、石川県でも金沢市内はほとんど被害がなかったにもかかわらず、宿泊のキャンセルが相次ぎ、観光業は大変なことになっていると聞きました。
春からは北陸割として宿泊に補助が出るという話も出ていますが、こんな時こそ食べて遊んで北陸を応援したい!と思いつき、1月の末に金沢旅行に行ってきました。

金沢市内や加賀地方は被害も少なく

夫のかつての会社の先輩が、現在石川県で飲食業に携わっています。
その先輩から、金沢はほとんど被害がなかったのに観光地にはほとんど人がいない、と聞いたのは1月の中旬のころ。
飲食業も観光業も閑古鳥が鳴き、このままでは金沢の元気がなくなってしまう、と聞きました。
実はこの春長男が大学卒業を控えていて、最後かもしれない家族旅行先を探していた私たち。
春からの北陸割(宿泊補助)の話も出始めたころでしたが、せっかくなら冬の金沢旅行に行ってみたいと1泊2日の旅行に出かけました。
今回は初日の近江町市場での食べ歩きです。

コンパクトな観光地はバスと歩きで

いつもなら車移動が基本の私たちですが、金沢は観光地がコンパクトにまとまっていて、どうやら徒歩やバスで全て移動できそう。
ということで、車はホテルの提携駐車場に早々に入れてしまい、歩いて散策をします。
食べ歩きと言えば近江町市場でしょう。

近江町市場にはいろいろな入口があり、今回はパーキング口から入ります。
金沢駅からも徒歩圏内、バスなら5分もあれば最寄りのバス停につきます。

あれこれとちょい食べを楽しむ

私たちは1月末の土日を利用して金沢に訪れましたが、観光客は思ったより戻っている印象。
欧米からの観光客に加え、中国からと思われる観光客もたくさんいました。
中国人観光客に人気だったのが能登牛

能登牛串焼き炙り寿司たくみさんでは、ひっきりなしに外国人観光客がお寿司を堪能していました。
こちらは食券を購入して呼び出されるのを待つスタイルです。

私たちも炙り寿司と串焼きをいただきます。
この日の能登牛はA5ランクとのこと。
脂がのっていますがさっぱりと食べられて旨味もたっぷり。
お寿司は息子たちに取られてしまいました。

こちらはどじょうのかば焼き
1本120円くらいとかなりリーズナブル。
近江町市場は一般的に海鮮は若干高めと聞いていましたが、これはさっと食べられて何本でもいけそう。
ただ、小骨は多少あるので気をつけて。

ヒルナンデス!でロケ?能登牛のハンバーガー

続いては近江町バーガー
こちらは2023年1月に放送された「ヒルナンデス!」で、鈴木福くんと鈴木央士くんがロケに訪れたというお店。
番組で紹介された「のどぐろバーガー」はお腹がいっぱいで食べられなかったのですが、金沢クラフトビールとサイドメニューをいただきました。

能登牛を使った近江町バーガー特製コロッケも美味。
息子たちは大きくなってもポテトなどのサイドメニューが大好きです。

金沢ならではのおでん

この日は夕方から夫の先輩に紹介してもらった居酒屋のコース料理を予約していたので、食べ歩きはほどほどに、ということで最後の締めに金沢おでんをいただきます。
お店は「いっぷく横丁」。

車を置いてきているので、夫も私も思う存分に昼飲みを楽しみます。
金沢おでんは昆布や魚節を使ったやさしい味わいのだしが特徴。
この日は少し雪交じりの雨が降っていて外は寒く、あたたかいおでんが身に沁みます。
赤いのの字が特徴的なかまぼこ「赤まき」や、大きながんもどき「ひろうず」なども美味しい。

北陸の地酒も1杯600円くらいから飲めます。
コップ酒ですが、マスまであふれるほど入れてくれました。
そしてこの地酒、最後は「おでん割り」で楽しむのが金沢流。
コップに3分の1ほどお酒を残しておでんカウンターに行くとだしを入れてくれます。

これは冬の冷えた体に効きます。
お酒が入っているのを忘れてぐいぐい飲みそうになって慌ててストップ。

金沢の食があれこれ楽しめる近江町市場

私たちは食べ歩きであれこれと楽しみましたが、近江町市場には海鮮丼やお寿司、コロッケなどの総菜やデザートまで幅広い食を楽しむことができます。
金沢カレーのお店などもあったので、時間があったらそちらも楽しみたかったです。
最後はすゞめ近江町市場店で食べたすゞめのまる焼で。

いかがでしたか?
近江町市場はその場でいろんな食を楽しめるようになっています。
ただ、ほとんどのお店は店頭などにイートインスペースがあるので、冬はかなり寒かったです。
冬に行く際は暖かい服装でお出かけしてくださいね。