いよいよ年の瀬!おせち料理の準備と手順をまとめました

料理

いよいよ年の瀬を迎え、新年を迎えるための準備も大詰めになってきました。
最近ではお取り寄せやスーパー、コンビニなどでもおせち料理を手軽に購入することができるようになり、なかなか自分で最初から作る人も少なくなっているかもしれませんね。
我が家でも、市販品を上手に取り入れるところは取り入れ、自分で準備できるものは自分で調理しています。
今回は我が家でのおせち料理の準備や手順をまとめてみます。

おせち料理は何を作る?

まず、最初に決めるのが献立
これは12月の早いうちに決めてしまいます。
年末になると、お正月用の食材は値段が上がりがち。
早めに献立だけでも決めておくと、特売日などを見ながら日持ちする食材を用意することができます。
例えば黒豆や小豆、昆布などの乾物は早くから用意していても大丈夫
数の子も、塩漬けのものを買うようなら早くから用意することができます。
我が家の雑煮やのっぺと呼ばれる新潟の郷土料理にはいくらが欠かせませんが、年末にはかなり値上がりする食材の一つです。

これに関してだけは、10月から11月までの間に生筋子を購入します。
シーズンの生筋子は100グラムあたり400円程度で購入することができるので、自分で味付けしたものを1回分にわけて冷凍してしまうのです。
いくらは冷凍保存ができる食材なので、こんな用意のしかたもありますよ。

29日から30日にかけての準備

自分の仕事や休みにもよりますが、だいたい29日か30日くらいには買い出しに行きます。
生もの(刺し身など)以外の食材については30日までに用意しておくと慌てずにすみます。
29日頃には、数の子の塩出しをします。
塩出しが終わり次第、味をつけて漬けます。

また、我が家では松前漬けわらびの醤油漬けなどを作ります。
この漬ける作業も29日ころまでに済ませておきます。
大根のなますは、30日に準備して作ります。
煮しめ用のしいたけは、30日の夜には水に浸します。
黒豆を煮る場合も、30日までには浸水させておきましょう。

小豆であんこを煮る場合は、30日のうちに煮てしまいます。
圧力鍋で煮てしまえば簡単にできるのですが、我が家は大量にあんこを煮るので、コンロの専有時間が長くなってしまいます。
余裕があるうちにやってしまいたい作業の一つです。

31日の手順

いよいよ大晦日は本格的な調理に入ります。
そのときによって作る献立に違いはありますが、だいたいの手順は毎年同じです。
朝一番には昆布のだしを大量にとっておきます
鶏ひき肉で作る松風焼きなどは、フライパンを使ってもできるのですが、オーブンに任せてしまえばその間に別の作業ができるので、一番最初に仕込みます。
その後は次々に料理をしていくのですが、我が家では田作り、きんとんを最初に作ります。
田作りは、最初の乾煎りの工程を電子レンジにまかせます。
飴を作るところからフライパンでやればあっという間です。
きんとんは、その横でさつまいもをゆで、潰して味をつければできあがり。

黒豆は時間がかかるので、その横で煮てしまいましょう。
圧力鍋があれば比較的短時間に煮ることができます。

昆布巻を作る時には、早めに準備をしたら圧力鍋で一気に煮てしまいます。

生もの(刺し身)や寿司などを買いに行く時には、この作業があらかた終わってからお昼ごろ買い出しに出ます。
最近はあらかじめ予約をいれておくことが多いので、慌てないで買い物に行けるので助かっています。

午後からは煮しめです。
我が家の煮しめは筑前煮のように全ての具材を一緒に煮るのではなく、それぞれの食材によって味が若干変わります

朝とっておいただしに味付けをし、最初に煮るのはしいたけです。
このしいたけを煮た煮汁をどんどん使いまわししていきます。
れんこん、人参、手綱こんにゃく、サトイモをそれぞれの食材に合わせて、しいたけの煮汁に味を加えて煮ていきます。
この作業の最中に、子供たちがかまぼこや伊達巻、錦玉子などを切り分け、できたものからお重やお皿に盛り付けていきます。

最後は、新巻鮭です。
我が家では大晦日に「年取りの鮭」といって、一人が一切れずつ、新巻鮭(塩引き鮭)を食べる風習があります。
これを焼いて、テーブルに並べたら、お正月料理の完成です。

お雑煮の材料は、大晦日のうちに具を用意しておき、あとは温めるだけにしておけば、元旦もバタバタせずにすみますね。

いかがでしたか?
その年によって作る料理も若干違うのですが、だいたいの流れをご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

おせち料理の意味と由来についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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