雪国の信号機は横じゃない!縦型の信号機があるのを知っている?

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信号機の赤黄青ってどう並んでいるのが普通ですか?
と聞かれたら、普通横に右から赤、黄、青の順番とすぐにわかりますよね。
実は私、これがスラスラと言えません。
同じ日本に住んでいるのに、です。
なぜだろう、と考えた時に、近所の信号機が浮かびます。
実は私の住む地域では信号は縦に赤、黄、青の順に並んでいるのです。

縦型信号機はなぜ設置された?

縦型の信号機は私の住むような北国に設置されていることが多いです。
この信号機が設置される大きな理由としては
「積雪で信号が見えなくならないように」
というもの。
横型の信号機はひさしになる部分に雪が積もりやすくなります。
大量の雪が降り積もると、信号が見えなくなる危険があるのです。

信号を縦に設置することで、雪と直接触れる面積を小さくすることができます。
その分、雪は積もりにくくなり、信号が見えにくくなることを防ぐのです。

雪で信号がつぶれてしまう?

たくさん雪が降る地域では、数時間から一晩の間にに数十センチの積雪なども珍しくはありません。
こういったとき、横型の信号機では雪の重さに負けて信号が壊れてしまうことがあります。

縦型にすることで積もる雪の量を減らし、信号が壊れてしまうことを防ぐ目的もあります。
このような目的から、私の住む地域では縦型の信号機しか見かけたことがないのです。

いかがでしたか?
信号、といえば横に並んだものを連想することが多いと思いますが、北国では横型を見かけること自体が非常に珍しいことでもあります。
縦型の信号機を見かけたら、この地域には降雪があるのかも?と想像することもできますね。