夏休みの宿題をやる気にさせたい!計画的に終わらせる工夫とは?

子育て

もうすぐ子供たちには嬉しい夏休みです。
長い休みになると、学校からたくさんの宿題が出ますよね。
きちんと計画的に1人でやらせるのはとても大変です。
どうやって取り組むのがよいのでしょうか?

夏休みの宿題に取り組むには

最近では小学校や中学校によって、宿題に対する考え方からほとんど課題を出さない学校もあれば、ワークや観察日記、自由研究などの様々な課題を与えられる学校もあります。
まずは子供の宿題について、どんなものがあるのか把握しましょう。
たいていの学校では、学年だよりや学級だよりなどで夏休みの課題についてお知らせがあるのではないでしょうか?
これらと、夏休み中に書く計画表や日記を一緒に出します。
毎日継続しないといけない課題はどれだけあるでしょうか?
まとめてやってしまえば大丈夫な課題はありますか?

例えば、低学年によくある「あさがおの観察」などは、少なくとも週に1回くらいはスケッチや観察を書く必要があるはずです。
計算ドリルやワークなどの課題は、比較的量が多く出るケースもあります。
さらに、毎日こつこつやらなければならない日記や天気の記入などもありますよね。
自由研究の課題が出ている場合には、その内容も考えなければなりません。

ある程度の計画を立ててしまう

計画を立てても、その通りにきちんとできる子供は少ないと思います。
でも、一応はある程度の計画と見通しを立てる作業をさせることは大事なのではないでしょうか。
我が家では、学校から配られる夏休みの計画表に、「この日は観察」「この日までにワークの○ページまで」「この日までに自由研究」などのざっくりとした計画を記入させます。
この時、実際にできる予定なのかどうかを一緒に検討します。
ワークは30ページもあるのに、最初の3日間ですべて終わらせる、なんていう無茶な計画がないかどうかという確認です。
時間のかかってしまう課題(例えば実験を伴う自由研究など)は、特に余裕を持って計画を立てるようにします。
ここでポイントなのは、「本人に計画を立てさせる」こと。
親が口出しばかりして、指示を出してしまうと、子供は絶対にやりません。
計画通りにいかなくても、それは子供本人の責任です。
親は過剰に口出しをしないのがポイントです。

毎日の計画は朝に確認

おおまかな計画が立ったら、毎日の計画をたてます。
朝、今日は何をするのか、ワークはどこまでやればいいのか、などの細かな計画です。
一日の時間内に終わればよし、とするので、何時になにをやって、なんていうことまでは出しません。
毎日計画表を見て、今日はこれをしよう、あれをしよう、という確認だけです。
ページ数の多いワークは、今日やるところを決めます。
そのときに我が家では付箋を使います。

今日やるページ全てに付箋を貼ります
やり終わったら取るだけ。
これでやるべきことが「見える化」するので便利です。

できなくても責めない

子供が自分で立てた計画なので、その通りにすべてできるとは限りません。
やるべきことが終わっていないと、どうしてできなかったの?と責めてしまいたくなりますよね。
実際、私も「なんで?どうして?」と子供たちを責め立てた時期もありました。
でもこれをやってしまうと逆効果でした。
できなかったことを責めない、というのが大事なのだとあとから実感。
我が家の場合は、できなかったことをいつやり直すのか、ということだけを確認させるようにしています。

それで夏休み後半の、最後の最後まで宿題が終わらなくて困ったことも何度もあります。
でもそれも本人の責任ですよね。
中学生くらいになると、最後の2日間を徹夜で課題をやる、なんていう子供も出てきます。
それも自分の責任ですから、最後までやればよし、としています。

日記はためすぎると大変

我が家で一番の問題になるのが一言日記です。
たいていの日記は、その日の感想だけでなく、天気を記入する欄があるものです。
毎日なにかの予定があって、この日はああだった、こうだった、というのがわかれば天気も記憶しているかもしれませんが、長い夏休み、そんなに毎日あれこれすることもありませんよね。
もっともやらないと大変なのがこの日記です。
我が家の子供は、最長で3週間何も記入せず、ためてしまったことがあります。
こうなると記憶も遠くなり、天気なんてどうだったのかわかるはずもありません。
最近ではインターネットで過去の天気を調べたりすることもできますが、我が家は田舎なのでピンポイントで周辺の過去の天気を調べることはできません。
新聞で天気予報の欄をすべてチェックさせて記入させたり、近隣の天気を調べたり、兄弟同士で記入しているところを交換したり、いろいろとやっていました。
これこそ自己責任ですから、何回か失敗するとやるようになるものです。
私は一日の終わりに、寝る前に一言「日記書きましたか?」と確認するだけです。
それでもやらなくて失敗する子供はまだいますが。

いかがでしたか?
長い夏休み、試行錯誤しながらやっていますが、相変わらず最後の1週間くらいは子供たちがバタバタ始めます。
それも含めて夏休みだな、と思いながら毎年を過ごしている感じです。
きちんとできないことも多い我が家ですが、参考にしてみてくださいね。

夏休みの留守番についてはこちらの記事も参考にどうぞ。

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