去年の日焼け止めって今年も使えるの?開封済みの使用期限と活用法

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だんだん日差しが気になる季節になってきました。
そろそろ日焼け止めクリームを使おうかな、と探してみると去年開封したものが残っていた、なんてことありますよね。
保管期限を見るとまだ大丈夫そうだけれど、開封してからは日にちが経っているものの使いみちに悩みませんか?
今回は日焼け止めの使用期限とその活用法についてまとめてみました。

日焼け止めの使用期限とは?

日焼け止めには使用期限があります。
これは肌に安全に使用するためのものです。

開封前のものは保管期限として3年
開封後のものは使用期限として1年

というのが主な目安です。
未開封のものは3年と少し長めになっていますが、保管状況にも左右されるので注意が必要です。
直射日光を避ける、高温多湿のところを避けるというのが原則。

開封後のものに関しても、同じように保管場所には気をつけなければなりません。
劣化していないかどうか、雑菌が繁殖していないかどうかが大切になります。

開封済みの日焼け止めが使えるかどうかの判断は?

開封済みの日焼け止めの使用期限は1年、となっていますが、問題になるのは劣化や雑菌の繁殖です。
安全に使えるかどうかは判断が必要になります。

・見た目が劣化していないか
・臭いが変化していないか

特に見た目の劣化としては、白かった乳液やクリームが、黄色っぽく変色していくことが挙げられます。
これは日焼け止めの酸化や、油分水分の分離などが原因です。
臭いも購入当初と変わっているようなら肌に使用するのはやめましょう。

使えなくなった日焼け止めの活用法は?

では使えなくなってしまった古い日焼け止めは処分するしかないのでしょうか?
実はほかに使いみちがあるので、捨てるのはもったいないのです。

シールはがしに使う

買ったばかりの食器に貼られたシールや、子供のいたずらで家具や窓に貼られてしまったシールをすっきりとはがすことができます。

はがしたいシール部分にたっぷりの日焼け止めをのせ、30分程度放置しておきます。
こうするとシールをすっきり剥がすことができます。
(素材によっては日焼け止めの油分などで変質することがあるので、目立たないところで試してからにしましょう)

切れなくなったはさみを復活させる

切れにくくなったはさみの刃の部分に日焼け止めを塗ってなじませます。
2~3分ほど放置してからふき取ると切れ味が戻ります。

油性ペンの汚れを落とす

手についてしまった油性ペンの汚れ、せっけんで洗ってもなかなか落ちにくいことがありますよね。
そんな時には日焼け止めの出番。
インクがついてしまったところに日焼け止めをよくなじませます。
やさしく拭き取ればきれいに落ちます。

靴磨きに使う

靴磨きと言えば専用のクリームを使用しますが、日焼け止めを代用品として使うこともできます。
タオルで日焼け止めを靴全体に塗って磨きます。
そのあと、きれいに拭き取ればOK。
日焼け止めに含まれた油分できれいにすることができます。

吸盤の吸い付きを復活させる

吸盤を長く使っていると吸引力が落ちてきますよね。
こんなときには日焼け止めの出番です。
吸い付きの力が落ちてきた吸盤に日焼け止めを塗ります。
その後きれいにふき取るだけ。
これで吸い付く力が復活します。

日焼け止めを処分する場合の注意

日焼け止めは本来の使用方法のほかにも使いみちがありますが、それでも余ってしまったものを処分するときには捨て方にも注意が必要です。
基本的には残った日焼け止めを全て新聞紙などに吸わせます
これは燃やすごみとして処分することができます。
容器はきれいに拭き取り、中をよく洗って自治体の指示にしたがって処分しましょう。
洗面所などに流して捨てるのは環境にもよくないうえ、配管が傷む原因にもなるのでやめましょう。

いかがでしたか?
つい余っているからもったいない!と思うこともありますが、他の活用方法もあるので古いものは使わないほうがよいですね。