時々新潟県の南魚沼周辺をドライブするのですが、南魚沼から十日町方面へ抜ける田園地帯の真ん中にいつも行列ができているお店があります。
休日の昼時にはびっくりする行列なのでいつも素通りしていたのですが、たまたま平日に所用で行く機会があったので気になるお店に行ってみました。
「そばの郷Abuzaka」さんです。
「そばの郷Abuzaka」はこんなところ
そのお店は十日町市の鐙坂(あぶざか)という地区にあります。
田園風景をドライブしていると突然現れるお店と行列、という表現がぴったり。
十日町駅からは車で10分ほどのところ建つこちらのお店はその名の通りお蕎麦が有名なんです。
十日町で自社栽培しているという「とよむすめ」とふのりを合わせて打った蕎麦をへぎに盛り込んだへぎ蕎麦を楽しむことができます。
とにかく土日など休日には開店前から長い列ができる人気店なのです。
人気の秘密はランチの内容がすごいから
念願かなって初めての来店。
Abuzakaさんが人気の理由の一つはそのメニュー。
こちらはなんとブッフェランチなのです。
メインの料理をへぎ蕎麦かうどんから選び、あとは総菜を好きなだけ食べることができて大人一人1890円(2024年11月末現在)って、今どきびっくりする値段ですよね。
11月に来店した時には期間限定で鍋焼きうどんを選ぶことができました。
鍋焼きうどんを注文している人もかなりいたので、おそらくうどんも美味しいのだと思いますが、今回は初めてなのでへぎ蕎麦を注文します。
田舎料理のブッフェが豪華
お蕎麦を待つ間、田舎料理の総菜ブッフェを楽しみます。
煮物や和え物、おひたしに汁物。
そしてなんといっても米どころですからツヤツヤの新米おにぎり。
この日は神楽南蛮みそのおにぎりでした。
天ぷらはどんどん揚げたてが出てくるので熱々を。
へぎ蕎麦は2人前が1つのへぎに盛り付けて提供されます。
どうですか?これが一人前1890円なんて信じられませんよね。
夫はブッフェによくある仕切りのプレートに盛り付けていましたが、私は映えを重視して小皿に少しずつ盛り付け。
秋だったので新潟でよく食べられている菊の花のおひたしもうれしいですよね。
大きななめこの大根おろしも美味。
このブッフェ、料理の種類も豊富で、この写真に乗っているものだけが全てではありません。
もちろんおかわりも自由なので2度、3度とおかずやおにぎりを楽しめます。
よく食べる人ならこの蕎麦の量ではちょっと物足りないかもしれませんが、なにしろ十日町のおいしいお米で握ったおにぎりが食べ放題なのでこちらで十分満足できます。
夫もお蕎麦のほかにおにぎりを2個食べて大満足でした。
カフェタイムも気になるお店
Abuzakaさんのランチタイムは11時から15時まで。
同じ時間帯でカフェタイムも楽しめます。
今回はランチでお腹いっぱいになってしまったので注文できなかったのですが、こだわりのソバ品種「とよむすめ」を焙煎したものをコーヒーとブレンドしたスペシャルな「十日町コーヒー」や、地元産のハーブティ、自家製のしそジュースなどと一緒にスイーツも楽しめるのだそう。
こちらも気になるので次回ぜひチェックしてみたいと思います。
いかがでしたか?
美味しいお蕎麦におかわり自由のお惣菜をたっぷり楽しめる「そばの郷Abuzaka」さん。
大地の芸術祭で有名な十日町にありますので、清津峡トンネルや美術館などを訪れる際にぜひチェックしてみてくださいね。