私立併願なし!?で挑んだ我が家の大学受験体験記・その2「エンジンがかからない」

子育て

春、新生活の季節です。
3人兄弟の我が家の三男はこの春から大学生になりました。
ようやくゆっくりと今までのことを振り返る余裕ができたので、三男の大学受験についてまとめてみたいと思います。
タイトルは私立併願なし!?で挑んだ我が家の大学受験体験記」としましたが、その名の通り私立大学の併願を結果的に押さえることなく挑んだ受験でした。
今回は高校3年生の夏までを振り返ります。

高校生活が楽しすぎる

前回、「習い事が忙しい」という話を少し書いていました。
三男は音楽系の習い事をしており、毎年コンクールなどにも挑戦するなどかなり「ガチ」な感じで取り組んでいました。
それは高校に入っても継続していて、2年生の夏までコンクールに挑戦、習い事自体は3年生の夏まで続けていました。
小中学生時代は、この練習や準備のあれこれで友達と遊びに行ったりすることもままならず、中学時代の部活動も事情を話して大会等への参加も最小限にしてもらっていたほどです。
しかし高校生になり、やることは同じですが少し自分に余裕が出て、部活動や友人との時間を持てるようになりました。
そうなると、もうそっちが忙しくて仕方ありません。


高校生活が楽しすぎて塾にはなかなか足が向かず、かといって帰ってきてからオンデマンド授業を受講する体力は残っておらずの繰り返し。
結局、せっかく申し込んだ塾の授業も消化しきれない状態が続きました。

学校の成績と評価は悲惨

さらに、追い打ちをかけたのが学校の成績と本人の評価です。
普段の勉強が足りないので、定期試験の結果は当然よくありません。
そして習い事の練習が煮詰まると学校を休んだり早退したりということもしょっちゅうでした。
成績表は本当に悲惨で、赤点を取ったり落第したりしなかっただけマシという感じです。
普段の成績が良ければ学校推薦などを利用することもできたかもしれませんが、それは1年生の段階で早々に諦めました。
いわゆる以前のAO入試的なものも難しく、一般入試で頑張るしかないというのはかなり早い段階で本人も覚悟を決めていたようです。
こんな状態で本当に受験が乗り切れるのか、心配でなりませんでした。
私たち親ができるのは、お膳立てと咤激励くらい。
焦りを感じながらあっという間に3年生の夏を迎えてしまいました。

次回は3年生までに体験したオープンキャンパスなどの話をまとめます。