リビングのアクセントに敷いたカーペット。
カーペットは汚れやホコリを放って置くと、ダニが発生したりと心配ですよね。
汚れは早いうちにきれいに取り除いてしまいましょう。
今回はそんなカーペットの汚れ取りや掃除のコツを紹介します。
カーペットに掃除機をかける
普段のカーペットのお手入れといえば、掃除機をかけるのが一般的ですよね。
ただ表面だけを掃除機で掃除しても、なかなか根本に入り込んだホコリやゴミは取れにくいものです。
そこで、最初にカーペットの毛の流れがどちらになっているのかをよく観察してみましょう。
掃除機は、まずカーペットの毛の流れと反対側からかけます。
これで毛を起こして汚れを取りやすくします。
その後、毛の流れの左右に向かって掃除機をかけます。
これで、反対側からかけただけでは取り切れなかった汚れやホコリを取ることができます。
カーペットの奥に入り込んだ髪の毛を取る
毛足の長いカーペットを敷いていると、どうしても根本に髪の毛などが絡みついて取りにくくなることってありますよね。
そんなときには、ゴム手袋をつかって掃除をしてみましょう。
ゴム手袋をしたまま、カーペットをなでるようにこすってみます。
すると、掃除機では取れにくい小さなゴミが集まってきます。
ゴム手袋は力を入れやすいように手にフィットしたものを使って、ゆっくりと円を描くようにこすってみましょう。
静電気が起こることで、ゴミが集まりやすくなります。
カーペットの毛足が絡まってしまったとき
カーペットの毛足が絡まってしまい、掃除機をかけにくいときには目の粗いクシを使いましょう。
クシでカーペットを梳かしてあげると、絡まりが取れてきます。
ただし、アクリルなどが主成分のカーペットは摩擦に弱く、こすれることで毛足が団子状になってしまうことがあります。
こうなってしまうとクシで梳かしても絡まりを取ることは難しくなってしまうのでご注意を。
カーペットの汚れに塩を使う
食べこぼしでうっかり汚してしまった!
そのままにしておくとしみになってしまいますよね。
汚れた部分に塩をふりかけて、しばらく置いておきましょう。
最後に掃除機で吸い取ってあげると、汚れとともに塩が吸ったホコリなども一緒に取り除くことができます。
赤ワインなどのシミにも塩は効果的。
シミが残ってしまったら、濡れた雑巾でたたいて仕上げましょう。
いつ付いたかわからないシミに
気がついたらカーペットにシミが付いているときってありますよね。
原因不明のシミには、レモンを使いましょう。
まずは、お湯につけて絞った布で汚れを拭き取ります。
次にその部分をレモンの輪切りでこすってみましょう。
レモンの酸には漂白作用があるので、シミ取りに使えますよ。
ガムがこびりついたカーペットに
カーペットにうっかり落としてしまったガムは、ベタベタとしてなかなか取りづらく、こすってしまうと余計に絡んでしまうこともありますよね。
ついてしまったガムは、氷で冷やして取りましょう。
ポリ袋に氷を入れて口を結び、しばらくガムが付いたところを冷やします。
ガムが凍って固くなったら、ポロッと取れます。
一度で取り切れなかったときには、古い歯ブラシを使ってこすってあげると効果的。
仕上げに洗剤を含んだタオルでポンポンと叩くように拭いてあげると汚れも取れます。
カーペットが凹んでしまったら
タンスやテーブルなどを置いたままにしておくと、カーペットが凹んだ状態になってしまいますよね。
しばらく放っておいても元に戻らず目立って気になるときには水とアイロンを使ってみましょう。
凹みを霧吹きで湿らせて、その上に濡れ雑巾を当ててからアイロンをかけます。
水とアイロンの熱で蒸されると、毛がふっくらと元に戻ります。
ただし、カーペットによってはアイロンがけを控えるように表示されているものがあります。
そういったものには控えるようにしましょう。
また、直接アイロンをかけるのも厳禁です。
かならず、濡れたあて布をしてくださいね。
いかがでしたか?
大きくてなかなか丸洗いできないカーペットですが、普段のお手入れでこまめに清潔を保ちましょう。