北越の小京都とも呼ばれる、新潟県のちょうど真ん中に位置する加茂市。
9月になると、様々な灯りを楽しむことができるイベント「AKARIBA」が行われます。
今回はAKARIBAに車で行くときの注意点や駐車場などについてまとめてみました。
AKARIBAとは
AKARIBAは新潟県加茂市で2009年から行われている灯りを楽しむイベントです。
加茂市は三方を丘陵に囲まれ、中心を加茂川が流れています。
この様子が京都に似ていることから、北越の小京都と呼ばれてきました。
京都とは歴史的にもつながりが深く、加茂山公園にある青海神社で祭られている神様は、京都の賀茂神社から御分霊されたのだそうです。
この縁から、「加茂」という地名になったといわれています。
そんな加茂市をもっと元気にしたい、まちに誇りを持ちたい、と始まったのが「小京都を楽しむ会 AKARIBA」です。
AKARIBAで使われている灯りは、ワークショップなどで市民や子供たちが作った灯りです。
心がこもったあたたかい灯りは、秋の夜に幻想的に灯ります。
今では市内外から多くの見物客が訪れるイベントになりました。
AKARIBAの催し
会場となる加茂山には、幻想的な灯りが様々並んでいます。
眺めるだけでも楽しい灯りたちですが、会場ではワークショップなども開かれていて、自分で灯りを作ることもできます。
また、初日の夜には野外ステージで市民芸能が行われます。
市民や市内の中学校の吹奏楽部などが音楽でイベントを盛り上げます。
商店街方面に行くと、AKARIBA宵の市として、飲食やジャズライブなどを楽しめます。
会場のあちこちには様々なフォトスポットがあり、スマートフォンなどで撮影している人たちもたくさん見かけます。
二日目には、あかりの結婚式が行われます。
公募で選ばれた一組のカップルが、幻想的な灯りの中でプレミアムな結婚式を挙げます。
日が明るいうちから花嫁行列が始まり、クライマックスは加茂山の池の端にある最も人気のある灯りのもとで挙式が行われるのです。
開催時期と開催場所は?
AKARIBAは、毎年9月に行われます。
おおむね9月の敬老の日を含めた三連休の土日に開催されているようです。
2019年は9月14日、15日の二日間に開催されることが決定しています。
場所は加茂市の中心部にある加茂山公園とその周辺。
JR加茂駅から歩いて10分ほどの場所にあり、電車で会場に行くことも可能です。
車で行く場合には?
会場周辺には駐車場がありません。
会場から車で10分ほどの加茂市役所が臨時駐車場として開放されています。
駐車料金は無料で、会場までは無料のシャトルバスが定期的に運行されています。
加茂山公園にも普段は駐車場があるのですが、当日はイベント会場として使われているので、車の乗り入れをすることができません。
また、加茂小学校グラウンドが駐車場として開放されることもあるようです。
天候によっては駐車できないこともあるので、当日ホームページなどで確認しましょう。
近隣の路上駐車は迷惑になるのでやめましょう。
宵の市ではアルコールも提供されています。
飲食を楽しみたい場合にはJRなどの公共交通機関を利用するとよいですね。
トイレは?
会場となる加茂山公園には公衆トイレがいくつかあり、イベント中は利用することができます。
数はかなりあるので心配ありません。
また早い時間帯は商店街にある加茂みやげものセンターのトイレを借りることもできます。
いかがでしたか?
幻想的な灯りは思わず写真を撮ってしまいたくなる美しさです。
ぜひ参考にして訪れてみてくださいね。
5月は加茂川にたくさんの鯉のぼりが泳ぎます。