バリウム検査で飲んだ下剤が効きにくい私…翌日まで引きずった経験談

暮らし

毎年6月ごろになると健診のシーズンがやってきます。
今年はコロナウイルスの影響もあり、集団検診ができなかったり、予約制になったりといろいろなことがありましたが、9月の初めには胃がん検診を受けることになりました。
毎年のことではありますが、バリウムには悩まされています。
下剤が効きにくかったり、翌日以降まで影響が出る私の体験をまとめました。

バリウム検査当日から最初のお通じまで

バリウム検査はご存じの通り、前日の夜8時ころから飲食ができません。
私の住む町では集団検診を行っていて、朝早い時間からバリウム検査をしてくれます。
私はいろいろ家事が終わってからの8時ごろに申し込み。
検査は普通通りに終了しました。
そして、終わってすぐ水を1本購入し、1回目の下剤を飲みます。

バリウム検査のあとはなるべく早く飲食をしたほうが固まりにくい、とのことなので、下剤を飲んだらすぐに朝食を食べます。
早い人だとこの段階で下剤が効き始めるそうですが、もともと便秘がちな私は全く音沙汰はありません。
下剤を飲んで5時間、まったく効果が出ないので2回目の下剤を飲みます。
この間にも水分はペットボトルで2本以上飲み続けるのですが効果は感じられません。
最初のお通じがあったのが、検査から7時間後
ようやく下剤の効果が出ますが、便は通常のものでバリウムは排出されていません。

バリウム排出から翌日まで

数回のお通じでようやくバリウムが排出されました。
しかし、量的にはまだまだ。
2回目に飲んだ下剤は飲んでから8時間後くらいにお通じになって効果が出始めました。
しかしここで当日は終了。
バリウムを飲んだ時は、バリウム便が終わり通常の便が確認できると排出が終わったことになるのですが、当日はバリウムばかりです。

翌日から便秘

翌日からは下剤は飲まず、通常のお通じを待ちます。
しかし、バリウムを飲んだ翌日からは毎回と言っていいほど便秘に。
本来なら下剤を余計にもらえばよいのかもしれませんが、仕事の都合上翌日には飲みたくないのです。

案の定今回も便秘になり、翌日のお通じはなし。
お腹の膨満感はありますが、なかなかうまく排出できません。
前日にはバリウム便が出ているので、水分を多めに取りながら様子を見ます。

翌々日にバリウム終了

さらに翌日になり、ようやくお通じが戻ってきました。
午後には便も通常に戻り、バリウムは全て排出されたようです。
このように私は毎回翌日以降までバリウムを引きずることになります。
下剤を追加で飲めばよいのかもしれませんが、1日に飲む限界は2回までと決められており、翌日の仕事に差し支えないようにするためには1日分だけ飲むしかありません。
普段から便秘がちな私ですので、バリウムを飲んだ日は特に水分の量と食事の量を普段以上に多くするようにしています。

下剤が効かなかったら

私の家族は1回分の下剤を服用するだけですっきりできるそうですが、友人は全く下剤が効かないそうで、腸の中でバリウムが固まって大変な思いをしたことがあるそうです。
バリウムを飲んだ当日に全くお通じがない場合は、すぐに受診を考えたほうがよい、とのこと。
私の場合は初日に8割くらいのバリウムが出ている感覚なので翌々日まで様子を見ましたが、固まってしまうと腸閉塞などを起こす可能性もあるので注意が必要です。

また、一度そのようなことがあった場合には、バリウムでの検査は受けず、胃カメラ検診などに替えたほうがよさそうです。

いかがでしたか?
毎回大変なバリウムでの胃がん検診ですが、参考にしていただければ幸いです。