マンネリになりがちな中高生の毎日のお弁当をあえてマンネリで攻めてみる

子育て

子供が大きくなると、給食がなくなり、毎日お弁当が必要になりますよね。
我が家でも、高校生の子供とダンナさんが毎日お弁当です。
子供の分を作り始めて1年が経ちましたが、お弁当のおかずって悩むんですよね…

素敵なお弁当が作りたい

素敵なお弁当って、どんなものなんでしょう。
私の中での理想のお弁当というのはイメージとしてはあって、
それはこんな感じのお弁当です。

彩りがよくて、盛り付けも素敵
いろんなおかずがあって、目でも舌でも楽しい。

ただ、これはあくまでも理想なんですよね。
毎日のことを考えたら、朝5時に起きてお弁当を作り、
子供を起こして朝ごはんを食べさせながら、6時半には子供を送り出す
我が家は遠距離通学をしているので、どうしても6時半は譲れず、
お弁当にかける時間は30分から40分が限界です。
おかずを作る物理的な時間、盛り付けを考える時間、
色々考えているうちに、だんだんマンネリ化していくのです。

また、ダンナさんのお弁当だけを作っていた時には
前の日の残り物をがっつり詰めて持たせていましたが(スミマセン)
子供のお弁当となると、そればっかり、というわけにもいかなくなり
どうにも限界がやってきたのです。

あえてマンネリ化するお弁当

彩りを考えて、バランスを考えて。
そう思ってお弁当を作っていると、おおよそ我が家のお弁当はこんな感じ。

緑はブロッコリー、黄色は卵焼き、赤はミニトマト
そこに、メインのお肉か魚を入れて、空いた隙間にスキマおかず。
いつみてもこんな感じのお弁当です。

またある日はこんな感じ。

必ず、彩り3点セットが入っています。

そのかわり、緑はブロッコリーがいんげんのベーコン巻きや、ピーマンの炒め物
卵焼きは、中に具を入れてみたり海苔を一緒に巻いてみたり。
赤はニンジンやかにかまを活用したり、と、若干の違いはあるものの、
これらのおかずは定番として定着させることにしました。

私自身は、料理は嫌いではありませんが、自分で献立を考えたり
新しいレシピを考えたりすることは苦手です。
一時期は作り置きの料理を週末に作ってみたりしましたが、
冷蔵庫の収納の問題や、日持ちなどの問題で、今はやめています。
そうなったときに、朝限られた時間でできることを考えて
我が家のお弁当はある程度マンネリを基本にしているのです。

そのかわり、ブロッコリーの味付けは毎日同じにしないで、
マヨネーズの日があれば、胡麻和えにしたり、おかか和えにしたり
ベーコンとバターで炒めたり、とバリエーションをつけて
飽きずに食べてもらう工夫をしています。

卵焼きの定番は、お砂糖少々に白だしなのですが、
白だしを少なめにして、ふりかけを入れてみたり、カニカマを巻いたり
ごま入りや、鮭フレーク肉そぼろなどを入れたりします。

赤いおかずは、我が家ではトマトが定番ですが、
時々、赤いかまぼこやカニカマ人参のグラッセなどを入れて
飽きさせない工夫をします。

週の4日は、このマンネリ弁当で乗り切っちゃうのです。

残りの1日はどんぶり弁当

週の最後になると、食材も少なくなってきます
最後の金曜日には、冷蔵庫にあるものでどんぶり弁当、と決めています。
ご飯の上にのせる具は、肉そぼろだったり、焼き肉生姜焼きだったり
子供の好きながっつり肉おかずにすることが多いです。
どんぶり弁当は見た目重視で、お弁当箱にこだわり、
アルミ製のお弁当箱を使っています。
わっぱの弁当箱も欲しいと思っているのですが、手入れが大変なので
今のところはアルミ製で我慢中です。

どんぶり弁当のいいところは、のっけ弁当もできるし、
チャーハン弁当や、混ぜご飯弁当など、ご飯を主役にしたお弁当が作れるところです。
そして、少しくらいおかずが少なくても、十分美味しく食べてもらえます。
子供はむしろ、どんぶり弁当の日を楽しみにしていて、私が思っている以上に
美味しく食べてきてくれているようです。
このお弁当では、9分目くらいまでご飯とのっけおかずを入れて、
残りの一割を、基本の彩りおかず(緑、赤、黄)でうめています。
このくらいのおかずなら、朝10分もあれば作れちゃうので便利です。

冷凍食品とのつき合い方

お弁当の冷凍食品、といえば、今は昔に比べて美味しいものが多くなりました。
自分で作るより、冷凍食品のほうが美味しいかも、と思うものもありますよね。

私は基本的に、冷凍食品を使うことは少ないほうです。
でも、まったく使わないということではありません。
特に夏、お弁当が傷みやすい時期には、お弁当と一緒に保冷剤を持たせて
食中毒予防をしていますが、自然解凍で食べられるお惣菜などを
凍ったまま入れておけば、さらに安心できます。
また、野菜が高騰するシーズンには、緑の野菜を使った総菜
必ず冷凍庫に常備しておくことにしています。
冷凍食品は、比較的価格が安定しているので、ブロッコリーや葉野菜が
高くなった時には特に使い勝手が良いです。

スキマおかずとしても、冷凍食品は便利です。
バラ冷凍になっている、ハンバーグや焼き魚、ナゲットなど、
ほんの少しだけスキマがあるときに重宝します。

我が家ではこのようにして毎日のお弁当作りを乗り切っています。
時には、500円玉を一枚握らせて、コンビニや学食に行ってもらうこともあり、
適度に力を抜くのが継続のカギなのかな、と思っています。
お弁当は長く作り続けることになりますが、あえてのマンネリ弁当を取りいれて
ちょっぴり楽をしてみませんか?