きのこ狩りは秋だけじゃない?変わったきのこも取れる穴場シーズンは夏?

暮らし

きのこ、と言えば秋。
きのこ狩りは秋だけのシーズンだと思っていませんか?
実は夏にもきのこ狩りができるんです。
今回は先日行ってきたきのこ狩りについてご紹介します。

三川きのこ園でのきのこ狩りは春夏も営業

きのこ、といえば秋の味覚のイメージですよね。
去年の秋、きのこ狩りがしてみたい!と思い立って訪れたのは新潟県阿賀町にある「三川観光きのこ園」さん。
その時の記事は→こちら
秋はきのこのトップシーズンで、しいたけやヒラタケ、しめじなどが収穫できましたが、この時に気になっていたのが他のきのこたち。
中でもきくらげが採れる時期があるようなのですが、秋ではないことがわかりました。
調べてみると三川観光きのこ園は冬季を除いた4月下旬から12月中旬までオープンしていて、きくらげは初夏から夏の終わりにかけて収穫できるとのこと。
秋のきのこも好きですが、前回こちらのきのこ園で食べたきくらげのドレッシング和えが美味しくて忘れられず、ぜひ生のきくらげを自分の手で収穫して食べてみたいと思っていたのです。

7月のきのこ狩り

ということで早速行ってきました。
私が訪れた7月の中旬は、3種類のきのこ狩りが可能になっていました。
私の一番のお目当てであるきくらげのほかに、タモギ茸トキイロヒラタケの3種類。
タモギ茸は時々スーパーでも見かけるきのこですが、トキイロヒラタケは初めて聞くきのこで、どうやら説明によると天然でも大変珍しいきのこで、風味も食感もたまらないとのこと。
ワクワクしてさっそくきのこ狩りをスタートです。
まずは初めてのトキイロヒラタケ
その名の通り、天然記念物に指定されている朱鷺の色をしている不思議なきのこです。

そしてお目当てのきくらげ
生のきくらげを見たことはありましたが、こんな感じに生えているとは…なんか不思議な感じがします。

タモギ茸も収穫したのですが、あまりの興奮に写真を撮り忘れてしまい残念。
収穫したきのこは、すべて100g100円で持ち帰ることができます。
楽しくなって収穫のしすぎには注意。
私はおよそ800gのきのこを持ち帰りましたが、大家族だからこその量かもしれませんね。

きのこバーベキューをはじめとした味覚

この日のお目当てはもう一つ。
前回食べて美味しかったきのこの天ぷらを食べること。
そして秋は人が多すぎて泣く泣く諦めたきのこバーベキューをすることです。
7月のきのこ園は程よく空いていて、バーベキューもスムーズにオーダーすることができました。

これでなんと1人前、きのこの盛り合わせに選べる8種のお肉(今回は豚肉)、きのこ汁にご飯がついて1200円
バーベキューをする人たちがほぼ頼んでいた人気のセットです。
プラス400円でご飯はきのこご飯にすることも可能ですし、きのこやお肉などを追加でオーダーすることもできます。
ちなみに、衛生上の観点から、自分で収穫したきのこをここで焼くことは禁止されています。
そして食べたかったきのこ天ぷら御飯定食に、この日は夫がハンドルキーパーを務めてくれたので生ビールを追加して。

定食のほうも品数たっぷりで1500円、考えられないくらいお得なセットになっています。
バーベキューはテラス席でできるようになっているのですが、この日は日差しも強く暑い中での生ビールは最高。
ただ、焼いている間汗が止まりません。

これで1人前はやっぱり安い。
暑さと闘いながらのバーベキューになりましたが、トキイロヒラタケをはじめとして、タモギ茸、まいたけ、エリンギをはじめとしたきのこはどれも香り、食感、味、全て美味しかったです。
さらに、この日留守番をしていた家族のために天ぷらのテイクアウトも購入。
1人前500円のきのこ天ぷらを持ち帰りして家でも楽しみました。

いかがでしたか?
夏にも楽しめるきのこ狩りは、ちょっぴり変わったきのこが収穫できます。
ホームページにはその日収穫ができるきのこが掲載されているのでチェックしてから来園してくださいね。
また、トップシーズンには午前中できのこ狩りのきのこがほとんどなくなってしまうこともあるそうですので注意が必要ですよ。