カレー、といえば誰からも愛されるメニューの一つですよね。
いつもの通りにじゃがいも、人参、玉ねぎで作るのも美味しいですが、アレンジも楽しいのがカレー。
そんなカレーのアレンジや、失敗しないための裏技を紹介します。
和食材を使って
和の食材を使って、和風カレーを作るアイデアはいかがでしょう?
和食でおなじみの食材、しいたけや油揚げ、厚揚げやしょうが、長ネギを使ってみると、和風カレーの出来上がりです。
具材を炒めるときにはごま油を使いましょう。
煮込むときには顆粒タイプの和風だしを入れたり、めんつゆなどを使います。
ルウを入れたら、仕上げにしょうゆ、みりんを加えます。
これでお蕎麦屋さんなどで出てくるような和風カレーの出来上がりです。
定番材料を置き換えて
普段使っている定番の食材を別なものに置き換えてみましょう。
たとえば、玉ねぎ。
らっきょうやエシャロット、セロリ、長ネギなどに変えてみると風味が変わります。
人参は、ブロッコリーや大根などに。
じゃがいものかわりにはさつまいもやかぼちゃを使ってみてはいかが?
さつまいもやかぼちゃの甘味で、小さい子供も食べやすい、まろやかな甘みのカレーができます。
季節の野菜をたっぷりと
季節の旬の野菜をたくさん使ったカレーも美味しいですよね。
特に夏には、なす、トマト、ズッキーニなど、カレーと相性のいい野菜が安く出回ります。
具材から水分がたくさん出るときには、加える水の量を少し加減しましょう。
野菜の甘みや旨味がたっぷりの夏野菜カレーもおいしいですよね。
秋にはきのこたっぷりのカレー、冬には白菜や大根を使ったカレーもいいですね。
豆腐を使って
カレーはアレンジ次第でどんな具材ともよく合うのがよいところ。
豆腐を使ったドライカレーはいかがでしょうか?
フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにしたしょうが、にんにくを香りが出るまで炒めます。
ここに鶏や豚の挽肉を入れ、肉に火が通ったら、醤油、ソース、トマトケチャップを同量入れてさらに炒めていきます。
カレー粉をいれたら、よく水切りをした木綿豆腐をくずしながら混ぜていきます。
ヘラなどで焦げ付かないように気をつけながら10分程度炒め煮にしたらできあがり。
お好みでトマトや玉ねぎなどを加えてみましょう。
スパイシーなドライカレーが楽しめます。
隠し味を工夫する
カレーの隠し味はいろいろありますよね。
有名なところでは、はちみつ。
はちみつは、あまり入れすぎると甘ったるいカレーになってしまうので、最初は少なめから試してみるのがいいですね。
そして入れるタイミングにコツがあるんです。
はちみつは、ルウを入れる前に加えましょう。
仕上げにはちみつを入れてしまうと、カレーのとろみがなくなってしまうからです。
はちみつにはアミラーゼという酵素が含まれているのですが、この酵素がとろみの元になる小麦粉のデンプンを壊してしまう働きがあるのです。
また、はちみつを加えたら、20分ほど煮込むとこのアミラーゼの働きを止めることができるので、とろみをつけたいときにはよく煮込みましょう。
コクを加える隠し味としては、ジャムや黒砂糖などもよいですね。
最後に甘みを加えることでアクセントがでます。
また、ルウを入れたあとにチョコレートやインスタントコーヒーなどを加えると、ブイヨンで煮込んだようなカレーができあがります。
どちらも入れすぎには注意。
チョコレートなら2~3片程度、コーヒーは小さじ2杯程度が目安です。
カレーが辛くて食べられないとき
大人用のカレールウを使って作ったカレーは、子供には辛すぎることもありますよね。
そんなときには、インスタントのコーンポタージュのもとを混ぜてみては?
牛乳で甘みを加える方法もありますが、水っぽくなってしまうのが難点ですよね。
インスタントのコーンポタージュを粉末のまま加えると、コーンの甘みで辛さが和らぎます。
ルウがだまにならないために
市販のルウを加えるときに、溶けきれずだまになってしまうことってありますよね。
そんなときには、ざっくりと刻んでから加えてみましょう。
溶けやすくなるので、だまにならずにすみますよ。
いかがでしたか?
ちょっとした工夫で、いつものカレーがぐんと美味しくなります。
ぜひ試してみてくださいね。