味噌汁でだしを取った後の鰹節は食べることができるの?おいしく最後まで食べる方法

料理

味噌汁などを作るときにだしを取っていますか?
鰹節で本格的にだしを取っていると、迷ってしまうのがだしを取った後の鰹節。
これって食べられるのでしょうか?

味噌汁のだしを鰹節で取る

まず、鰹節を使った味噌汁の作り方から。
2人分で分量は以下の通りです。
・水  400ml
・鰹節 12g(だいたいひとつかみ)
水を鍋に沸騰させてたら、鰹節を入れます。
弱火にして2分ほど煮たら火を止め、ざるなどで濾したらだし汁の出来上がりです。
これに好みの具をいれ、味噌は大さじ2から2強程度をとき入れます。

鰹節を濾すときには、もったいないとお玉などでギュッと絞ったりするのはやめましょう。
雑味の原因になります。

残った鰹節はどうする?

だしの出てしまった鰹節。
そのまま食べたら旨味がなくなっている気もします。
でも捨てるのはちょっと待って。
実は食べられるんです。
だしを取り終わった鰹節は、ある程度の量になるまで冷凍で保存しておきます。
水気をしぼった状態で50グラム程度集まったらふりかけにしてみましょう。

・だしがらの鰹節 50グラム
・白ごま     小さじ1
・醤油      大さじ1
・酒       大さじ1
・みりん     大さじ1
・砂糖      大さじ1

作り方は簡単。
だしがらの鰹節は水気をよくしぼって、細かく刻みます。
鍋に調味料をすべて入れて一度煮立たせたら、鰹節を入れます。
汁気がなくなるまで炒ったら、最後に白ごまを入れたら完成です。

鰹節がやわらかいので、ソフトふりかけになりますよ。

ほかのだしがらと合わせて

鰹節だけでもおいしくふりかけができますが、だしを昆布などでも取っている場合は一緒に合わせて佃煮を作るとおいしいですね。
昆布も、ある程度の量がたまるまで、冷凍で保存しておくと便利。
佃煮の材料は以下の通りです。

・昆布  1~2枚
・鰹節  20グラム
・だし汁 大さじ3程度
・醤油  大さじ1.5
・砂糖  大さじ1.5
・酒   大さじ1
・白ごま 小さじ1

昆布は細切りにして食べやすく切っておきます。
鍋にだし汁と調味料をすべて入れて煮立たせたら、昆布と鰹節を入れます。
汁気がなくなるまでよく煮たら、白ごまを混ぜて完成です。
甘しょっぱい味でご飯がよく進みます。

いかがでしたか?
だしを取った後の鰹節はまだまだ旨味が残っています。
ぜひ活用して最後まで食べてくださいね。

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