小さな赤ちゃんに見られる「あざ」は見た目にも気になります。
たいていのあざは大きくなると消えて目立たなくなるものですが、太田母斑と呼ばれるあざは残りやすいものです。
大きくなると太田母斑はどうなるのでしょうか?
実際に太田母斑を持っている私の体験談を含めてまとめてみました。
赤ちゃんに見られる青いあざの種類
赤ちゃんによく見られるあざの中で最も多くみられるのが「青あざ」です。
このうちおしりから背中に見られるものは「蒙古斑(もうこはん)」と呼ばれます。
だいたい6~7歳ごろまでに消えるものが多いのですが、背中やおしり以外に現れたものは比較的遅くまで消えないことが多いようです。
青いあざのなかでも、額や目の回り、頬、鼻など顔に現れるものが「太田母斑」と呼ばれます。
たいていは顔の片側に現れることが多く、アジア人や女性にやや多いのが特徴と言われているそうです。
生まれて間もなく、または思春期ころまでに生じるもので、まれに眼球に青色斑が見られることもあるのだそうです。
太田母斑は消えない?
蒙古斑は自然と治りますが、それ以外の青あざは自然に消えることはほとんどないそうです。
私は左こめかみ部分に太田母斑があります。
いつからここに青あざがあるのか自分でも自覚していなかったのですが、小さいときにはなかったように記憶しているので、おそらく思春期までの間に生じたものだと思います。
普段は前髪などで隠れている部分なので、全く目立ちませんが、髪の毛を上げると青いあざがあるのがはっきりとわかります。
写真では少し黒っぽく映っていますが、実際はもう少し青く見えます。
現在40代後半の私ですが、消える気配はなく、濃くもなりませんし薄くもなっていません。
特に美容院などに行くと美容師さんにビックリされることがあります。
太田母斑の治療法
私のあざは場所が目立たないこと、あまり広範囲でないことから治療は一切していません。
普段はファンデーションでカバーをしています。
しかし、太田母斑は出現した場所などによって目立って気になることがあります。
これは治療ができるのだそうです。
治療はレーザー治療が最も有効と言われ、保険の適用が効くそうです。
青あざにはQスイッチ付きのレーザーがとても有効で、3か月おきに数回照射することでほとんど目立たなくすることができるそうです。
また、治療が終わるまでの間、医療用化粧品などのファンデーションでカバーすることも一つの方法です。
私のあざはあまり濃い色ではないのと、場所がめだたないので、普通のファンデーションを少しだけ厚く塗って目立たないようにしています。
いかがでしたか?
顔の青あざは見た目にも気になるものです。
自然に消えることはありませんが、治療することで目立たなくすることができるので、気になるようなら皮膚科を受診してみましょう。
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